講演、シンポジウム
千葉県高等学校PTA連合会 松戸地区研究集会で「家庭における道徳教育」を講演
10月23日(木)に本学道徳科学教育センター客員教授である北川治男名誉教授が、松戸市六実市民センターにおいて平成26年度千葉県高等学校PTA連合会 松戸地区研究集会において「家庭における道徳教育 - 生涯教育から累代教育 -」と題して保護者及び教職員に向けて講演を行いました。
北川講師は寮生活の体験から学んだ親への思い、わが子を受容・傾聴・共感することの難しさから話を進め、現代の若者の自尊感の欠如や規範意識の希薄化にふれ、現代社会における子供の変化について話をされました。
その上で子供たちに生きる力、特に「つながる力」と「もちこたえる力」を育むことの重要性や、親自身が道徳性を培う生涯学習のプロセスを土台にして、親から子、子から孫の世代へとつなげる累代教育の必要性について話をされました。
高校生ともなると子供との関係性の構築が難しい時期でもあり、父母や先生方も熱心に耳を傾けられていました。
今回の研究集会は、千葉県立鎌ヶ谷西高等学校様および同校PTA様のご尽力により開催されましたことをあわせてご報告させていただきます。