バーミンガム大学・ジュビリーセンター主催 第5回国際学術大会に参加
平成29年1月5日より7日に開催されたバーミンガム大学・ジュビリーセンター主催の国際学術大会に本学道徳科学教育センター(CMSE)の堀内一史教授、宮下和大助教、江島顕一助教が参加、発表を行った。
この国際学術大会は2012年から開催され、5回目となった今回はオックスフォード大学オリエル・カレッジにおいて”Character, Wisdom and Virtue”のテーマで開催された。
本学からの参加は2012年12月開催の第1回大会、2014年1月開催の第2回大会に続き、3度目の参加となった。
大会ではWisdomや Virtueについて欧米の究者研究からの報告があったが、アジアからは本学のみの参加となった。
なお、今大会に参加されたマサチューセッツ州ボストン市郊外のモントローズ高校校長で、Happiness and Virtueの共編著者カレン・ボーリンから、道徳教育の効果測定のための尺度(Mプロジェクトの成果)を利用した、日米の学校における道徳教育の効果測定の実証研究に関する協力依頼があったことも今回参加の成果であった。
《ジュビリーセンター掲載記事》
《大会プログラム》
以下は、堀内教授の参加報告である。
【学術大会の概要】
大会テーマ:Character, Wisdom and Virtue
開催期間:2017年1月5日~7日
開催地:オックスフォード大学オリエル・カレッジ
参加者は120名、発表者は50名。大会は、5日午後、6日午前、午後、7日午前という4つのセミナー・セッションから構成され、各セッションには4~5つの部会が配置。各部会の構成人数は教室のサイズに応じて10名から20名といった少人数で、各部会の発表者は3名。各セッションの冒頭で、全員が集まり、心理学、哲学、社会学、宗教哲学(ユダヤ教学)の専門家(計5名)による基調講演を聞いて、その後各部会に参加するという流れで行われた。
堀内、宮下、江島が属した部会は、6日の午後行われ、クリスチャンセン先生が座長を務め、ボストン大のエレンウッド先生やミズーリ大のバーコウィッツ先生ほか5名が登録されていたが、バーコウィッツ先生はインフルエンザのため欠席された。
発表者は、堀内、宮下のほかに1名の計3名。発表のタイトルは下記の通りである。
宮下:”A Case Study in the Cultivation of “Practical Wisdom”: The Methodology of the Neo-Confucian Zhu Xi”
《発表原稿》
堀内、中山、江島、竹中:”An Empirical Case Study of the Impact of Moral Education on the Character of Students at Private Educational Institutions in Japan”
《発表原稿》
以上