教育活動(自校教育)

平成29年度「自校学習プログラム」実施

image003上級生が新入生を対象に、麗澤大学の建学の理念や歴史、創立者について在学生の視点から講義する「自校学習プログラム」が、4月4日から6日にかけて実施されました。以下、担当の江島准教授からの報告です。

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上級生が新入生を対象に、麗澤大学の建学の理念や歴史、創立者について在学生の視点から講義する「自校学習プログラム」が、4月4日から6日にかけて実施された。

 外国語学部は、群馬県の谷川セミナーハウスおよび柏キャンパスにて新入生オリエンテーションキャンプの一環として、経済学部は、柏キャンパスにて導入授業の一環として取り組まれた。

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 本年も、外国語学部谷川組7名、柏組4名、経済学部10名の上級生が、春休み期間中に入念な準備をし、事前リハーサルを経て、本番を迎えた。

  プログラムは「どうすれば新入生にとって、分かりやすく、楽しく、為になるプログラムができるか」を課題としながら、大学全体に共通する内容と、学部・学科・専攻・コースに応じた内容を組み合わせたプログラムを考案し、講話を行う。

 今年は、外国語学部谷川組ではクイズや寸劇などを取り入れ、柏組ではキャンパス散策を実施し、経済学部では新専攻や新カリキュラムの紹介などの新入生の学生生活を後押しするコンセプトが共通して見られた。

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 新入生からは、「麗澤大学がどんな大学かわかった」「麗澤大学でいろんなことに挑戦したい」、「大学生活がイメージできて不安がなくなった」「プログラムがおもしろくてためになった」といった反響があった。

 ところで、上級生のスタッフ自らが自分の学生生活を振り返り、自らの大学のことを学び直して、新入生に伝える本プログラムは、上級生スタッフに最も大きな教育効果を及ぼしている活動である。

 「自分も上級生のようになりたい」との感想からも伺えるように、上級生の姿を見て、自分の数年後の姿を思い浮かべた新入生も多かった。

その意味では、本プログラムの上級生スタッフは、ロールモデルとしての麗澤大学生を担い、現しているといえるのである。

         (道徳科学教育センター員・経済学部准教授 江島顕一)

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