中山学長が授業「麗澤スタディーズ」で講義
平成30年4月23日
自分の大学について知り、今後の大学生活を展望するための本学独自の科目「麗澤スタディーズ」の授業が今年も始まりました。
授業では学長やOB、現役の教職員がオムニバス形式で麗澤大学の歴史・現在・未来をそれぞれの視点から語り、受講生が麗澤大学の歴史を知り、大学生活の意義を理解し、有意義な大学生活を送ってもらうことを目標としています。
4月23日の授業は中山理学長が「グローバル時代に対応する麗澤の道徳教育-なぜ、道徳教育が必要なのか-」をテーマに、麗澤大学ではなぜ道徳を大切にしているのか、これからの社会に求められる道徳とは何か、そして創立者の廣池千九郎博士の教育観や歴代学長の想いを分かりやすく解説しました。
約90名の受講生は熱心に耳を傾け、ノートをとっていました。
<履修生の感想より(一部抜粋)>
・現代の社会では道徳が否定されていたり、あまり重要視されていないことがよくあることが分かった。そして、IT化が進んでいる現代にモラリティ(道徳性)が必要だということも大切だとわかりました。海外と比べて日本は道徳性が高くあるが、その中でも麗澤大学は道徳の授業に力を入れているため、この環境で学べることに感謝し、全世界に伝えていけるようにがんばりたいです。(経済学部 1年)
・教育にとって道徳がどれだけ大事か、人格形成において道徳がどれだけ大きな影響を与えるか良くわかりました。1年間大学生活をしてきましたが、また1から道徳を学べて良かったなと思います。(経済学部 2年)
・大学生活2年目にして、また1から道徳についてお話を頂けてとても嬉しかったです。2年次は各クラスに分かれて授業を受けるのでとても新鮮でした。道徳の教育はとても大切だと思うので他の学校でも授業を増やして欲しいです。(経済学部 2年)
・この話を聞く前は「道徳」を大切にしているのはこの大学くらいだろうと思っていたけれど、日本の企業だけでなく色々な国の企業が求めていることが分かりました。道徳学とはとてもグローバルな学問であることが分かり、社会で出てから実践できる力なので、身につけたいです。自分がやりたいと思ったことは色々考える前に行動にうつすべきだと思いました。(経済学部 1年)
・今回の話を聞くまでは道徳教育ということが何なのかまったく分かりませんでした。けれども、道徳教育とはというところから入り、とても分かりやすく麗澤大学のことも知ることができました。自分の意図的な行動や社会に出てから大切なことなども知り、これからの学生生活や社会に出てからなどに生かしていこうと思います。自分も「道徳的努力を続ける限り道は開ける」という気持ちを持ち学んでいこうと思いました。(経済学部 1年)
・今回は道徳のあり方について学びましたが、道徳が必要なものだということがわかりました。まず、道徳は人格教育に必要なことがわかりました。小学校、中学校では道徳教育が中心となるべきですが、自分の経験では、道徳はただの科目としてしか感じていませんでした。ですが、自分の考えるものを明確にすることができる道徳の時間は有意義なものになると思いました。自分の人生は人格で決まるとのことなので道徳的な教育は重要だと思います。(経済学部 1年)
・課題解決、自分とは何かを見つけること、自分の人生を変えること、このような今後の人生に大きく関わってくることに必須なものは道徳だということを今日学び、だいぶ自分の生き方、考え方を見直してみようと考えました。「日々 自分は周囲の人間からどのような恩恵を受けているのかを気づくことが大切」この学長の言葉が普段ほとんどそのような観点で考えることのない私にはとても新鮮に感じました。そして「人生は道徳=考え=言葉=行動=習慣=人格により変えられる」この言葉にも心が動かされました。(外国語学部 1年)
・私は経済学部で経営を学んでいるものですが、経営において「道徳」というものは最も重要なものだと考えています。私の両親が過去に車を購入する際にお世話になった自動車ディーラーの方には「道徳」があったと思います。その方は車を売ることだけに執着せずに消費者の家族全員を幸せにしてくれるようなサービスをされていました。私はこれから麗澤大学で「道徳」についてより深く学び、この方のような経営者になれるようになりたいです。(経済学部 1年)