紹介

新テキスト完成 「大学生のための道徳教科書」 君はどう生きるか?  

学生と教員によるコラボ教科書が完成し、1年生の「道徳科学」授業にて使用開始となりました。

興味のある方は、ぜひ下記までお申し込みください。
麗澤大学出版会ウェブサイト

これが表紙です。

題    目

「モラル(道徳)」は世界共通の心の羅針盤-まえがきにかえて-
序章 大学生であるとはどういうことか

学問の仕上げと新しい世界への入り口-生涯にわたって立ち戻れるものを手にするために-
1 希望のありかを探すことを学ぶ
2 「道徳科学(モラロジー)」が生涯にもつ意味
第1章 モラロジーとはどういう学問体系か
1 道徳科学とは何か-安心と平和の学・モラロジー
2 モラロジーの誕生と発展
3 モラロジーの人間観
第2章 今、何が問われているのか-現在における「私」の問題

大学生活を豊かにする考え方と理論
1 大学生として何をなすべきか
2 「我」と「汝」の親しい二人称関係の保持
3 空気を読む?-同調するらくちんさ
4 アンチゴネになれるだろうか
5 正義と慈悲
6 現代の対人トラブル
7 主な倫理道徳理論
8 自己の成長

転換期の文明-繁栄への暴走から幸福へのギアチェンジ
1 グローバル化と文明・文化
2 近代文明の転換点
3 未来の文明
4 「いのち」の道徳問題
5 暮らしのなかの「いのち」の軽視
6 消費者の側の論理
7 道徳的想像力の欠如

先端技術と道徳-現代社会からの問いかけ
1 情報化する社会の現状
2 バイオテクノロジーへの警鐘
3 新優生学的改良
4 人間改良の道徳問題

繁栄と幸福の相克-社会システムの中でどう生きるか
1 現代の経済におけるモラルや倫理の重要性
2 自由市場経済に対する見直し
3 現代文明に対する反省
4 自己の生き方を考える
5 「いのち」の存続への危険信号
6 「いのち」の観点からみたモラル
7 「いのち」の在りかたとモラル
8 自然の法則と人間社会のモラル
第3章 モラロジーからの答え

聖人たちの目には何が見えていたのか-人間の幸福とわたくしの幸福
1 人間の幸福とは何か
2 たとえ遠回りに見えても

自分の生き方を考える-青年期の特性と課題
1 自立と自律
2 現在の自分、これからの自分
3 品性を高める

社会の中で支えあう私たち-集団の中でなすべきこと
1 相互依存・相互扶助のネットワーク
2 個人の幸福と社会
3 公共社会のモラル

広く柔らかな心を養う-自分を大切にするとは
1 「とらわれの心」が生み出す問題
2 「とらわれの心」の表れ方
3 「とらわれの心」から自由になるには
4 より大きな自分を求めて

慈愛の心を強める-全体の秩序と調和に向かって
1 生かされている自分
2 正義と慈愛の心
3 慈愛の心とは
4 慈愛の心を育てる

人間としての責務を果たす-社会を維持発展させるために
1 恩恵を自覚し、感謝する
2 公共社会を支える責務
3 負の遺産の改善
4 積極的、自発的な取り組み

恩恵に感謝し、報いる-人生の深みと広がりに気づく
1 私たちの生存を支えるもの
2 家族における恩人の系列
3 国家における恩人の系列
4 精神的な恩人の系列
5 感謝と報恩

自他の心を育てる-道徳的はたらきかけとは何か
1 身近な人へのはたらきかけ
2 日常生活での実行
3 受容と共感の心
4 ともに学び、ともに育つ

明るい未来を拓く-積極的な生き方
1 因果律の確信
2 道徳実行の効果
3 道徳実行上の留意点
4 困難に出会った時
5 勇気と信念をもって
第4章 道徳と学問






相互扶助
アイデンティティの確立
対人トラブルと道徳
ウェブ進化と新たな意見集約
これからの家庭づくり・社会づくりへの課題-少子高齢社会における仕事と生活のバランスを考える
道徳系統としての日本皇室
資料 廣池千九郎小伝

モラロジーの創始者・廣池千九郎-道徳的実学の人の軌跡
1 教育者への道を歩む
2 旺盛な著作活動の開始
3 道徳科学の研究へ
4 「道徳科学の論文」の完成
5 道徳科学の展開

編集後記

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