活動、報告

『実践編』道徳教科書づくりのため 学生モニターと教員による谷川合宿を実施

平成22年12月23日(木)~24(金)、本学の谷川セミナーハウスにおいて、「道徳科学」の新教科書『大学生のための道徳教科書-(実践編)』(以下、『実践編』という。)を作成するために教職員と学生による合宿検討会が行われた。
今回は、平成21年4月より「道徳科学」の授業で使用が開始された『大学生のための道徳教科書』を補完する『実践編』を作成するために「道徳科学」授業担当教員と中山理学長(道徳科学教育センター長)が新たに執筆した原稿を元に、学生モニターからの意見等を求めることを目的とした。参加者は、学生16名、教職員10名の総勢26名。教員1名、学生2名~3名の6チームに分かれ、それぞれ複数の章を担当した。
谷川は、今年(平成22年12月)雪の降りだしが遅いということであったが、合宿当日はみぞれが降る天気であった。1泊2日の間、偲徳寮の多目的ホールの1室にこもりきりでの作業となった。
初めに中山学長から「今回の検討会の視点は、キャンパスの中でみんなが実践できるモラルとは何かということをみんなで考えたい。我々が理論は知っているけれども、実際に道徳を実行するときにどういう事例があるか、どういうことを考えなきゃだめなのか、ということをこの実践編の原稿を基に考えるということです。だから今回の作業は、単に教科書づくりの作業ではなくて、みなさんの今までの経験、それから知識、学問というものを総動員して、他の麗澤大学生のために役立てるという素晴らしい作業です。」と挨拶があった。そして、最終章は自分自身で完成する世界に一つだけの自分だけの道徳教科書となるものを作りたいとの話があり、各グループで熱心な意見交換と検討が行われた。
二日目は、各グループで前日の検討会の整理が行われた後に意見発表と感想があった。学生からは、「幸福とは何か?深く考えさせられました。」、「大切なものは、意外と身近なとこにあり、忘れている人も多くいると思いました。」、「改めてボランティアとは何かについて考えました。」などの感想が寄せられるとともに、「全体的に難しく、理解しづらい。」、「具体例がないので、想像や整理がつきにくい。」、「何を伝えたいのか明らかになっていない。」、「語句の説明が欲しい。」などの意見も聞かれた。
参加した教員からは、「勉強させてもらった。」、「思っていることを伝えるのは難しく、世代の違いを越えていくことのむずかしさを感じた。」、「学生がしっかり準備してきてくれたことに感謝している。もう少し討論の時間がほしかった。」、「本当に実践に繋がるものとなっているか考えさせられた。」などの感想があった。
また、麗澤大学出版会から参加した編集者も「大変素晴らしい意見を聴かせていただき、今後の原稿の修正には、この合宿の内容を盛り込みたい」との感想であった。
最後に、中山学長による総評が述べられ、「今回の合宿では『実践編』教科書づくりに繋がる意見交換ができ、皆さん方の発表も素晴らしく感動した。日本で一番の道徳教科書ができたのではないかと思っている。」との言葉があった。最後にお礼とともに今後も『実践編』の作成にあたりご協力をお願いしたいと述べられた。
なお、今回の『実践編』教科書は、合宿時の意見内容を反映させて編集し、3月末頃に完成予定である。

グループに分かれての 意見交換

グループに分かれての意見交換

発表の様子

発表の様子

総評を述べられる 中山学長

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